占星術とは何か?

占星術とは何か?
占星術とは、宇宙の天体の位置や動きと、地球上の人間・社会・自然現象などとの関係性を明らかにする技術です。

占星術の歴史
古代
大昔より人間は空を見上げて生活をしていました。そして、星の位置、動きを知ることにより、いつ種を蒔けばよいか、いつ収穫すればよいか、どこへ狩りに行けばよいかなどを知ることができるようになりました。
人間の文明が進んで数学、天文学が発達したことにより、より正確な天体観測が出来るようになりました。そして、現在の占星術の発祥となったのは古代バビロニア(現在のイラク)だと言われています。おおよそ紀元前5世紀だとされています。
この頃の占星術は主に国家の行事や王族、君主の婚礼、葬儀などに利用されていました。

中世、近世
科学技術が発達してより精度の高い天体観測が出来るようになり占星術も更に発展しました。この頃には占星術が一般人にも広まり、占星術で個人の性格や運勢を解き明かすことに利用されるようになりました。また、占星術を医療に応用するなど個人の様々な面への利用が広がっていきました。

現代
現代では占星学をより個人面、社会面へ応用することが進められています。占星学を心理学に応用し個人の理解を深めたり、金融分野に応用し株価、為替などの予測をしたり、新商品の発売時期を決めたりすることに利用されています。

西洋占星術と東洋占星術
占星術は歴史的に見て西洋占星術と東洋占星術に分けられます。占星術は古代バビロニア(現在のイラク)を発祥として古代バビロニアからギリシア、アラビア、ヨーロッパへ広がり発展したものが西洋占星術です。また、インド、中国、東アジアへ広がり発展したものが東洋占星術です。東洋占星術にはインド占星術、宿曜占星術などがあります。

占星術の分類
占星術には以下のような種類のものがあります。
①ネイタル占星術(出生占星術、誕生占星術)
②医療占星術
③ホラリー占星術
④エレクション占星術
⑤マンデン占星術
⑥金融占星術
⑦ビジネス占星術